創業から現在に至るまで
新潟県十日町市では、昭和32年の水道本管通水に始まり、翌年から上水道が供用開始となりました。市当局(水道課)から弊社前身の十日町鉄工業協同組合に各家庭の給水工事施工の勧めがあり、組合の水道工事業務が始まりました。普及が進むに従って工事件数も増加し、組合対応では業務運営が難しくなってきたことから、昭和35年4月に組合員の出資により「十日町水道工業株式会社」という名称で弊社が創立しました。
以来、半世紀が経過する中で営業品目を追加しながら成長し、昭和50年代には津南町・川西町(合併後十日町市)・大和町(合併後南魚沼市)・湯沢町にそれぞれ出張所、営業所を開設してきました。それに伴い、昭和63年には社内公募して現社名に変更しました。
当初は組合の理事長などが非常勤の社長に就いていましたが、創業以来専務を務めた村山龍輔氏が初めて常勤の4代目社長となり、以来38年経過した平成21年5月、私が9代目として就任し、現在にいたっております。
質の高い生活環境を
弊社は、社名変更に伴い、「チャレンジ!未来を拓く創造集団」というキャッチフレーズで平成の時代の事業運営を続けてまいりましたが、平成21年4月に第50期を迎えたのを機に社内公募により「チャレンジ!よりよい生活環境を目指して」と変更しました。
弊社のキャッチフレーズは、そのまま企業理念として当てはまり、従来のものは21世紀の未来社会における人々の生活を創造することを目指してきました。これに対し、新フレーズは、新しいものを追い求めるだけでなく、質の高い生活環境を皆様に提供することを目指しております。
真の意味での上質とは何かを問いかけて
時あたかも未曽有の東日本大震災並びに想像を絶する大津波の影響を受け、人類の生き様までもが問われているような気がいたします。
そんな社会にあって、弊社は地域に根ざし、地域とともに成長してきた企業であることを忘れることなく、なお周辺社会への進出も怠らず事業を継続し、「真の意味での上質とは何か」ということを自ら問いかけながら、皆様の生活環境向上の一助となるべく、さらなる努力をしてまいります。